2013年10月16日

名月に因むお話し







今年の9月19日は旧暦八月十五夜でした。

この日のお月さま月齢15日の満月でした。

旧暦15日が月齢14日が十年くらい続いていましたが久しぶりの十五夜です。

旧暦八月十五夜の月を芋名月というそうです。

里芋の収穫時期の満月だからだそうです。

昔、この里芋に穴をあけてこの穴から十五夜の満月を覗いたそうで、

今時からするとなん子供じみたことをやってたんだろうなんて思って

しまいますが、殺伐とした世相、このような遊び心も必要ではないかな。

さて、今月10月17日は十三夜。

八月十五夜のあとの月で「後の月」、「栗名月」とも呼ばれ、昔から何故か

愛でていたようです。



ここで雑談。

「つきつきにつきみるつきはおおけれとつきみるつきはこのつきのつき」

「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」

詠み人知らずの歌ですが、さてこの意味は?



また次回にね。

ついでに、月の位相の呼称について話しましょうかね。

月齢1日 「ついたち」 新暦の今でも月初めの1日は「ついたち」。

     でもこれは旧暦1日が、月立ち(つきたち)から「ついたち」

歴月の終わりは「みそか」。三十日、三十路(みそじ)の読み方と同じ。

年の暮れの月(師走)の最後の日、十二月三十日は「おおみそか」

太陰暦では31日はありません。

三十日は「晦日」とも書きますが、この意味は「つごもり」→「つきこもり」

月が隠れる(月が篭る つきがこもる)ということのようです。



次回も月の呼称の続きを・・・


posted by 染井野星の会会員 at 19:27| Comment(0) | 連載【おもしろ講座】

2013年05月01日

第2回

 どこまで話したかなあ?・・・・・・(宿題出したの忘れてる。シメシメ)
そうだ1年の話だな! そこの、そうそう、そこの君!1年って何だ? (げっ!覚えてる!)
・・・(1月1日から12月31日までで〜す)  
う〜ん、そのとおりだが・・・まあいい。横にいるお嬢さん♪ (あのジジィ!態度が全然違うじゃん!)
「時間の単位です」・・・そのとおり!太陽が移動する通り道=黄道上の1点(春分点など)から始まってこの点に戻るまでの周期を平均365.2422日を1年としたもので1太陽年という。
現在使われている暦、これは前回閏年算定を話したが、1年は平均365.2425日これは暦法でグレゴリオ暦というのだが太陽を基準に季節の移り変わりと月日が一致するので世界各国で使われているんだ。少々差は有るが千年以上の長さにも耐えられる太陽暦の1つだな。昔は月を基準に1年を決めていたがこれを太陰暦といって、ある時には1年に閏月を入れなければ誤差が著しいので、日本では明治時代になって現在の暦法を取り入れたんだな。
 この他「年」の定義にはいろいろあるが、まあ、暦などの話をしていると1年かかってしまうからこれくらいにしておこう。
 さてと、何で時間の単位や暦の「年」について話したかというと、一つには私たちが夜空を見上げて星座を見るが現在の暦で毎年同じ季節・時刻に、同じ星座を見ることができる。これは先達が大変な苦労をして今の暦を作ったことを知って欲しいからだ。昨年映画にもなった沖方丁原作「天地明察」は昔の暦を改暦する苦労と、日本でも和算がいかに優れていたかを示す小説で、原作も映画もとても感動的だったな。
 それともう一つ大事なのは、宇宙・天体などの事象を観察・観測するのに、時間・時刻が極めて重要なのだ。
 さっきの君!・・・(ZZzzz・・・) そこの君!・・・(う〜ん 俺のこと?)
君は友達と会う時、どんな連絡するのかね? ・・・(そんな個人的なこと話さなきゃいけないんですか!?)
いやいや一般的なことを訊いているんだが・・・正確に待ち合わせできるようにどんな情報を伝えて会うのかな? 
・・・(えーと、先ず日時でしょ、それから場所でしょ。場所はスマホでも検索して分かるから、住所とか店の名前とか・・・)
分かった、分かった。 彼のように誰もが、日時・場所を伝える。この日時に使われるのが暦なんだな。これが互いに違う暦を使ってたり、時計が狂っていると、会えなくなる。好きな人と約束しても違う暦や時計がおかしいと悲しい結末になるかもしれないな。世界共通の暦だとこの心配もない。もちろん時計もチャンと合わせておかないとね。
あと場所!これも大事だ。今自分がどこにいるのか、相手がどこにいるのか?直ぐに会いたいと連絡しても互いに場所が遠く離れていたら、直ぐには無理だね。
場所を示すのに、住所表示もあるが、山や海のように住所表示がなければどうする?
・・・(そうだ! 緯度経度だ!) ・・・うん眠気も醒めたようだな・・・
地球上の地点を表すのに、緯度経度を用いる。標高もある。これを地理座標というんだが、これを決めるのに基準面が必要。地球が完全な球体でなく楕円体に近い。このため、地球の形にできるだけ近いモデル(地球楕円体)を決めている。これに基づいて座標軸を決定したものが準拠楕円体。これにより測量するのだが日本での測量原点もしっかり決めておく必要がある。これも法律によって決められている。・・・(なんか話がややこしくなってきた。また、眠くなってきたなあ・・・)
このように場所を示すことも非常に難しいんだ。まあ詳しいことは省こう。
これと同じように、星や、惑星などの天体も座標を決めて示すことが大事で、この座標を天空に球を想定して天球座標と呼ぶんだ。どのように決めるんだろうか? 
 次回はこの話をしようか?・・・・・・(えーっ、こんな話がまだ続くの〜)
posted by 染井野星の会会員 at 10:47| Comment(0) | 連載【おもしろ講座】

2013年04月20日

第1回

 こんちわ〜 お待たせ。 って誰も待ってないか。ついに連載開催!

 うちのワンちゃん、「ちよ」って名前なんだけど。もう14歳。

なんで「ちよ」かというと、誕生が1998年。この年は長野で冬季オリンピック開催。で、日の丸が揚がると「ち〜よ〜に〜ぃ やちよに〜♪・・・」と国歌が流れた。ということで安易に「ちよ」。このちよちゃんは人間で言うともうおばあちゃんです。生後3ヶ月で我が家に来たころは、黒いからだに脚の先だけ真っ白。白のハイレッグソックスみたいだった。 かっこいい姿で走り回っていたんだ。突然、鳥を追い始め引っ張られて私は足の靭帯断裂というくらい元気なワンちゃんだったんだけど、最近はちよちゃん、ときどき溝を跨ぐときに脚を踏み外し「バタン」と倒れたり、難聴で呼んでも聞こえない。・・・そういえば私も歳で難聴気味・・・。(陰の声:どうでもいいけど、第1回目は犬の話!?・・・聞こえてないな!)臭いは辛うじて人様よりは分かるらしいが往年の嗅覚はないようだ。 鼻の頭が乾くらしく泥水を付けて乾燥を防いでいる。 散歩していても地面に鼻を擦り付けるように嗅跡を追っている。 体も赤茶けちゃって。・・・まあ、歳とると格好なんか気にしない人間(注:いやいやこれは自分のこと)と同じなんだな・・・。散歩の範囲も大幅に狭くなった。 10年前はこのあたりは幼犬、成犬が多かったけど、最近は老犬だらけ。この地域社会でも犬の急速な高齢化・・・。おっと、犬の話で終わってしまう。ヤバイ!本題に入らねば・・・。

(これから本題かい!だから年寄りの話は長いって・・・前置きが長すぎ!!)



オリンピックは4年に一度。 閏年も4年に一度。

普通の年は1年365日。閏年ってのは1年が366日。つまり、4年に1日足さないとホントの1年にならない。

4年に1日ということは平均すると1年に0.25日。これを毎年足すなんてややこしいからまとめて4年に1日足すんですね。じゃ、いつ閏年なのか?

そこで、閏年算定計算の条件を。  (げっ!計算!?・・・また聞こえてないな!)

西暦を4で割る。割り切れる年は閏年。

ただし100で割り切れる年は365日の年。(あれ?2000年は閏年だったよ!)

さらに400で割り切れる年は閏年。   (まだあったのか?! ふむふむ・・・ )

ということは、1年は(365+1/4−1/100+1/400=365.2425)日ということになる。

国際天文学連合では365日5時間48分45.179秒と決めている。(365.24189572日)

さっきの算定ではこの差で、約1700年の間に1日のずれがでる。

さて、ホントの1年なんて言ってきたが1年って何でしょう? ・・・・・・宿題です。

(えっ!宿題があるの? 1年は1年でしょう!質問の意味が分からないよ?)

今日はこれまで!(あのジジィ、また聞こえてないな!)
posted by 染井野星の会会員 at 01:11| Comment(0) | 連載【おもしろ講座】

2013年04月09日

プロローグ

 勢いとはいえ無謀なことを始めることになった。これはえらいことになってしまった。元来不精で、天文に興味があるだけで天体写真だってまともに撮ったためしがない。こんないい加減な人間がどんな講座をやればいいんだろう。 まとまった講座カリキュラムがあるわけではない。勝手気まま、思いつくままに書きとどめることにしたい。吉田兼好の「徒然草」にような名文には程遠い、書きなぐりになることをお許し願いたい。
まあ、気が向いたら読んでいただくくらいの軽い気持ちで始めます。
 連載とはいうものの、定期的に書く根性を持ち合わせていないので、途中どなたかにも書いていただけるとありがたい。また、こんなことを書いて欲しいとの要望もいただけると、老体に鞭打って勉強して書きます。

 さて、私の星好きがいつからだったろう?
 生まれ育ちは長野県。県人会があると必ず「信濃の国は十州に境連なる国にして聳ゆる山はいや高し〜♪・・・」と県歌を唄う不思議な人種を輩出する県で、県歌にあるとおり四方は山、育ったのは標高800mで、東には八ヶ岳、南には甲斐駒ヶ岳、南アルプス、この間に富士山がそして西には御岳、乗鞍岳、北アルプス、北には霧が峰。後に重金属さらには「あおこ」の臭気で有名になる湖も、昭和30年代中頃までは湖底にフナ、エビが見える澄んだ湖で、ボートを出して泳いだものだ。
 まことに風光明媚な地。標高の低い都会よりほんのわずか宇宙に近い。少し街明かりを離れると、夜空には星が無数に瞬き、星竿(干し竿)を振り回すと星を落とせそうなくらい。小学校4年の頃は、勉強嫌いのくせによく天文図鑑のような本を読んでいたような気がする。太陽の光は約8分前の光を見てるんだ。とか、ベテルギウスという赤い星は木星の軌道が収まるくらいの巨大な星だとかを、おそらく目を輝かせて読んでいた記憶がある。ということは、いつ天文に興味を持つようになったか、自分でも定かでない。5年生のある日、先生が「夜、火星を見るから校庭に集合!」と。今時と違い子供だけで夜、校庭に集まって経緯台に乗った口径10cmのニュートン反射望遠鏡を覗いた。豆粒のような赤い星が見え驚愕した。今で言えば「ワォ!」である。望遠鏡で見たのはこれが初めてだった。中学生になり理科準備室の棚の上に埃だらけになった反射望遠鏡を見つけ、理科の先生に半ば強引に貸し出させ、同級生3人と夜校庭で木星を見、これが高じて天文部を結成したいと申し出ると、「夜の活動だけの部は認めない。だけど地学部ならいい」との返事。「学」のつく部なんて・・・と、その後結成届けを出したが活動した記憶が無い。高校では伝統ある「天文気象部」に入部。自由闊達な校風を良いことに、夜は天文ドームで観望、コンパ(当時は酒が飲めた)、地元天文同好会の今は亡き有名な某病院長に誘われ、未明に関彗星を見に行ったり、北海道網走日食をみたり、小学校校庭に造られた人工衛星観測所に入り浸り、勉強そっちのけの優雅な毎日(ほんとに毎日)を送った。おかげで大学は不合格・・・。
 この先の話は天文、星と関係なくなるので、これをもってプロローグとしたい。(K・K)
posted by 染井野星の会会員 at 20:24| Comment(0) | 連載【おもしろ講座】